タイトルでは、どちらがいいのかという書き方になりましたが、結論から言うと『これからはソックスを履こうじゃないか・・・。』という内容になっています。
その結論に至った経緯・理由を記述していきます。
ソックスを履かないという選択をするならば、こうした考え方、見方があるよと理解していただければと思うだけです。そしてこういうソックスを選べば楽しいし、オシャレに見えるよ、と思っています。
ライフスタイルと文化
2枚の写真をご覧ください。どちらも靴を素足履きしています。しかし時代が50年ほど違います。上が1960年代アメリカの大学生、下は2018年世界最大のファッションウィーク ピッティでの様子です。
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アイビーファッションのバイブル『TAKE IVY』でローファーを素足履きする姿は、当時を知る方々にとって鮮烈だっと言います。
しかしこうした姿は60年代アメリカの大学では日常であり、部活と授業に忙しい学生たちがソックスの替えがなく、素足のまま寄宿舎から授業に急ぐ様子を捉えたモノだったようです。
日本的にいうとバンカラな気質で服装に無頓着な学生たちのリラックスした姿なのです。しかし彼らも週末にはネクタイを結び、ソックスを履き、オシャレをして気になる女の子をデートに誘う訳です。
オンオフがはっきりしたライフスタイルが共感を呼びました。
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ピッティでのスナップで素足履きする方、特に発信力の強い方々(インフルエンサー的な方々)には共通項があると思っています。
程よく日に灼けているということです。
ヨーロッパでは長いバカンスをとることが出来る、余裕がある方々が街に帰ってくると、健康定的に灼けた肌のことをリッチブランウンと讃えるのだとか。
バカンス期間、滞在するリゾートではソックスなど無縁、サンダルやエスパドリーユ、デッキシューズなどで過ごしたはずです。
まだ火照りのさめないままオンタイムを過ごすとき、ソックスは不都合だったのかも知れません。そしてビジネスにおける彼らの立場が、そうした装いも許しくれたのでしょう。
ヨーロッパ人にとって素足履きはバカンスという文化が関連しているようです。
ならばソックスで楽しもうと思う。
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現代においてアメリカの学生的ライスフスタイルで素足履きするなら、近くのコンビニへ食パンを買いに行くとき。いつものサンダルではなくカジュアルなローファーで。
ヨーロッパのバカンス文化を理解するならば日焼けがマストでしょう。生っ白い、遊びを感じさせなi足首にはリッチなニオイがありません。
素足履き=ファッション=おしゃれ という観点だけでなく、背景を理解して楽しみたいと思うのです。
何がナンでも靴は素足で!と頑固にならず、ソックスを楽しみましょう。揃えておきたいソックスを集めてみました。
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揃えたいソックスは5種類
白無地
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少年っぽさが魅力の白ソックスは、デニムやチノパンとの親和がいいので、数枚準備しておくと便利です。さらに適度なメリハリもつくので、コーディネイト次第でオシャレに。
無地が基本ですが、ラインが入ったっものやキャクラクターがポイントで入ったものなど自由度が高いのも魅力です。
ネイビー無地
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スーツやジャケパン向けに準備するなら、黒よりもネイビー無地がお勧めです。靴が黒でもブラウンでも馴染みがいいのがネイビーです。
画像のようにデニムを使ったドレス感ある着こなしにも、ネイビーソックスで締めれば落ち着きが生まれます。
アーガイル
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ソックスと言えばアーガイルの高感度はナンバーワンではないかと思っています。無地以外で何か柄物を探すならアーガイルにしておけば間違いありません。
黒やクレー、ネイビーと言った基本色にオレンジやグリーンの刺し色が入ったのもの、同系色でシックに整えたものなど、気が付くと数枚・・・・という中毒性があります。
ボーダー
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脚を組んだ時ハッとする印象を与えたいなら少し派手なボーダーがイイでしょう。幅の広いものから多色使いのマルチボーダーまで。
ローファーなどカジュアルシューズから画像のようなウィングチップまで。軍パンとボーダー柄の相性がいいことも追記しておきます。
フェアアイル
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冬期間限定ではありませんが、寒い時期に似合うのが手編みの暖かさを連想させてくれるフェアアイル柄です。思い切って多色使い、厚い生地を使ったものがより気分を盛り立ててくれます。
ツイードやコーデュロイパンツなど北国育ちの素材とのマッチングがイイです。チロリアンシューズ、マウンテンブーツなどからチョロっと見えるとほっこりしますね。
靴の中は汚れてる。
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靴下をはいて欲しい理由が、もうひとつあります。びっくりするほど靴の中は汚れているからです。
丸洗いするため、ぬるま湯に1時間ほど漬けておくとよくわかります。軽くゆすぐだけで、中から汚れが浮き出してきます。布で拭くだけでも分かると思います。
まめに手入れするが肝心ですが、汚れたままの靴に素足を入れる・・・・・。しかも日本は湿気が高い。
ソックス・・・・考えてみてはいかがでしょうか。