フランス人はオシャレ上手で有名ですが、その割には持っている洋服の種類が少ないという説が雑誌などで取り上げられるます。
個人差があるので程度や真偽のほどはわかりませんが、外国人の友人に聞くと(日本で暮らしているということも理由ですが)、やはりそれほど持っていないようです。その中でも靴に関しては、スニーカー×1足、革靴×1~2足 という感じが多いようです。
これで十分だという方もいると思いますが、ある程度のオシャレもしたいという方には少々物足りません。
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しかし予算には限りがある。ならばどういう靴を持っていれば十分なのか。
30代男性が揃えておきたい靴(革靴・種類)について考えてみました。
対象としたのは、会社勤め、経営を問わず仕事をしている方。仕事場ではスーツまたはジャケパンスタイルが多い方です。優先順位はありませんが、既にお持ちのものと見比べて参考にしてください。
また、紹介する商品はコストパフォーマンスが高いと評判のブランド、ジャラン・スリワヤから選定してます。
ローファー
ローファーは怠け者という意味、アメリカのイメージが強いと思いますが、原型はイギリスにあります。
イギリス人がアメリカの大学へ留学する際 持ち込みして、その脱ぎ履きのしやすさ、扱い勝手の良さから流行します。その後卒業してからも愛用しする人達が多く、アメリカのある程度のクラスに浸透していきました。
例えばオールデンなどアメリカを代表するモデルのいいのですが、こちらはフランス代表のシューズブランド、JMウェストンに近いフォルムです。
スーツには向きませんがジャケパンスタイルならシックリ収まります。また普段使いならデニムに素足履き、カーディガンを羽織れば軽い食事の席でも失礼はありません。
黒の次はブラウン、ネイビー、スエードなど揃えたくなります。
ストレートチップ
つま先に切り返しのステッチが入ったストレートチップ、別名キャップトゥとも言います。本来はステッチのないプレーントゥのほうがフォーマル度は高いのですが、ストレートチップ+内羽根式であれば冠婚葬祭でも失礼はないでしょう。
ビジネスシーンでも活躍してくれます。大切な商談に向かう時、プレゼンに同席する時など、自身の決意を表す場面で足元を引き締めてくれるでしょう。
スーツを着込み、白シャツ、ソリッドタイを結ぶ。そしてキチンと磨き込んだ黒の紐靴。また一段大人に気かづいた気分です。
U チップ
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甲部分に丸く、カーブを描くようなステッチがあることからU チップと呼ばれるタイプです。ややカントリーテイストも持ち合わせているので、ジャケパンスタイルの格上げ、もちろんスーツでも不自然さはありません。
またパラブーツのシャンボードも同じU チップフォルム、同じようにフレンチっぽいデニムスタイルにも相性の良さを発揮してくれます。
冬場ダッフルコートを着込んで、コーデュロイパンツの足元はこのUチップ。アーガイルソックをチラ見せすれば好感度、3ポイントアップ間違いまなし。
チャッカブーツ
秋冬の足元を考えるなら、チャッカブーツがお勧めです。スーツでも生地感が重くなるので、きゃしゃな足元ではバランスが取れない場合があります。
それはジャケパンでもカジュアルシーンでも言えることです。ソールが厚く、全体にウェイトを感じさせてくれるチャッカブーツなら、全方位までカバーしてくれます。
コートスタイルとも相性よし、バブアーなどカジュアルジャケットでも。ホールド感がいいのでドライブにも向くという意見があります。
紅葉と温泉の1泊デート、足取りは軽くなります。
ウイングチップ
重厚な、やや野暮ったいウイングチップはブラウンを押さえておきましょう。名前に由来は甲部分の切り返しがWになっているため。
全体にメダリオン(穴飾り)が施されているので華やかな印象がありますが、ワークシーンで履かれていたものが原型です。穴飾りは通気口で、労働による蒸れを排出する役目だった名残です。
ビジネスシーンでも用いることが増えましたが、出自を踏まえて使ってください。ツイードなど重量のある素材が合います。カジュアルシーンでも大活躍。軍パンと絶妙なバランスを楽しんでください。
次はスニーカー。
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革靴はとりあえず5種類をピックアップしてみました。お手持ちのモノをあわえてこれだけ揃えれば、そして定期的にメンテナンスをすれば10年以上は持つはずです。(職種によりますが・・・)参考になれば、嬉しいです。
そして次はスニーカーです。ダッドスニーカーが注目されてから、にわかにスニーカーブームの様相です。
機会を得てスニーカーについても考察してみたいと思っています。