揃えておきたい4種類のベルト。そしてメンテナンスも忘れずに。

ファッションコーディネイトにおいて小物使いの重要性は分かっていると思いますが、意外に見落としがちなのがベルトではないかと思うことがあります。

流行に左右されることはあまりありませんが、こうしたアイテムに気を遣っていると、オシャレ度がグッと上がります。

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サイズさえ変わらなければ長く使えます。高価である必要はありませんが、クオリティをケチるとコーディネイト全体が安っぽくなってしまいます。

揃えておくと安心4タイプを選んでみました。

まずはサイズ選びについて

https://www.rakuten.ne.jp/gold/beltlab/

ベルトの穴は奇数、通常は5コ開いています。この真ん中、つまり3個めにピンを留めるのが基本的なセットポジションです。

なので、合わせたいパンツをいつも通りのポジションで履き、そこでベルトを通して真ん中の穴にピンが無理なく通れば、OK。キツくない、パンツがずり落ちない、自分でちょうどいい位置を見つけましょう。

また素材がレザー、特にメッシュタイプの場合使っているうちに伸びる可能性があります。ジーンズ選びと同じで、少しキツイ位でいいかも知れません。

ベルトと靴は色をそろえる。

http://kfo.or.jp/40th_ani/stylishday/july13.php

ベルトと靴は色を揃えてコーディネイトしてください。ここでは、デザインと素材使いの違いで4種類を選んでいますが、色についてはコメントしていません。

選択の基準に据えたのが、普段馴染んでいるパンツスタイル。ジーンズ・チノパン・ドレスパンツ・その他。という区別で相応しいベルトを選びました。

ですから色については、通常デニムに合わせるのが黒のローファーであれば、黒のベルトを。チノパンには茶系のスエードを合わせるのであれば、茶系のものを。個人のワードローブで決めればいいと思います。

同じタイプのベルトを黒と茶、2色を持っておくと言うのが理想なのですが・・・。

ベルトはパンツによって使い分ける。

1種類のベルトを、どんなパンツにも使うというのは・・・・NGです。パンツの個性、質感にあったベルトを使うことがオシャレ度アップにつながります。

以下の基本を押さえておけば、時はハズシで違うパンツに使ってみることであなたのオシャレ指数が急上昇すると思います。

ジーンズにはウェスタンベルトを。

 

https://www.rakuten.ne.jp/gold/beltlab/

ジーンズのシルエットも様々なので、ココではサンプルとしてリーバイス501、永遠の定番のジーンズを例にとってイメージしてください。

ヒップをキメてボタンを下から留めていきます。パンツ丈はクルブシあたり(ロールアップ可)、靴はローファーがキレイです。

旧い資料ではデニムパンツにベルトをしないという解釈もあるようですが、ベルトをした方がウエスト周りのアクセントになります。

キレイめコーディネイトのハズシとして『ウェスタンベルト』がイイ味付けになります。と行っても装飾のない、剣先にメタルが付いた程度のものがいいでしょう。

もちろんワークブーツなどのゴツイ系のコーデにも、ウェスタン系のブーツを合わせたガチなコーデにもハマります。

またあまりキツいデザインでなえればチノパンとの相性もいいので、1本あると便利なタイプなのです。

チノパンにはメッシュベルトを。

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チノパンの色はベージュ・オリーブ・ネイビー、まれにブラック。

テーパードの効いたキレイ目タイプはセンタークリースを入れてビジネスに使えます。ややワイドなタイプならロールアップするなど、ラフなコーデに。いずれも共通するのはカジュアルであり、リラックスな印象です。

靴はチャッカブーツやローファーをイメージするなら、編み込みの細かいメッシュベルトがウェストマークになり、適度なヌケ感を作ってくれます。

また薄い色のジーンズ、ホワイトジーンズならメッシュベルトのほうが季節感とマッチする場合があります。メッシュベルトの使い勝手は広いのです。

スーツにはビジネス・ドレスベルト

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スーツやジャケパンスタイルには、相応しいクオリティでシンプルなバックルが付いたドレスベルトしかありません。

素材はカーフが一般的ですが、丈夫で使い込みほどに光沢を増すコードバンもお勧めです。コードバンとは馬のおしり部分の革で、それを使った靴は大変高価ですがベルトなら手が届く価格だと思います。

バックルの色はゴールドかシルバーに大別され、合わせる時計に色調できめるという話しを効いたことがありますが、まずはシルバーを求めておけば汎用性が高いと思います。

ビジネススタイルでもクールビズの期間であればメッシュベルトと使うというのもアリです。また麻のジャケットなど軽いスタイルであればメッシュベルトの開放感がマッチするシーンがあるようです。

隠し技的なリボンベルト

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【STILL BY HAND】リボンベルト

コットンやジュート(麻)を編み込んだ素材で、ストライプなどの模様がカラフルなリボンベルトがあれば、コーディネイトが楽しくなります。

ゴムを編み込むことで伸縮するものや、アジャスター機能があるのもなど様々なタイプがあります。

スーツに合わせることはさすがにNGですが、ジャケパンスタイルからチノパン、ジーンズでも遊びのあるエッセンスを追加することにつながります。

特に素足で出かけるときなど、メッシュベルトでもいいのですがリボンベルトのほうがより開放感を得ることになると思います。

短パンに使うならリボンベルトがお勧めです。

メンテナンスをキチンと。

ベルトのお手入れ・革ベルトのお手入れ方法

https://www.ozie.co.jp/base/belt-care.html

多くの方はあまり認識がないかも知れませんが、ベルトはレザー製品なので靴と同様にメンテナンスが必要です。

靴ほど頻繁でなくとも、半年に一度程度気を遣ってください。乾燥するとひび割れが発生したり、メッシュベルトの場合編み目に亀裂ができたりします。

レザー用に(靴用でも可)クリーナーで汚れを落とし、デリケートクリームを塗り込んで風通しのいい場所で休ませましょう。

バックルの跡が盛り上がり、痛々しい状態になっていませんか。完全な蘇生は難しいのですが、気になったらクリームを塗布してガラス瓶などでコロコロしながら軽く引っ張るようにします。少し戻ります。※個人の感想です。

同じベルトを長く使えるということはカラダのサイズが変わっていないという証拠です。生活の基準になるかも知れません。