ピーコートやダッフルコートは、中高生のものだと思っていませんか?
しかし、外国では壮年の渋い方々がピーコートを長年の相棒のように着る姿がとてもカッコよくキマっていて憧れることがあります。
そもそもはミリタリーアイテムとして普及したものです。機能性に長けていいます。男はこの『機能性』『スペック』などというフレーズに弱くできているのですね。
そういう意味では冬アウターの定番です。確かにダウンジャケットの快適さ、高級感、扱いやすさから離れることはできません。
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しかし、少し目線を変えてみましょう。今だから波長があいシンクロするアウターとして、ピーコートやダッフルを捉えてみたいのです。
学生時代のものはありませんか。今年から復活させてみましょう。もしくは新しいピーコートを探しに行きましょう。
大人が着れるピーコート、ストーンアイランド・シーラップ・オーチバルに注目です。
STONE ISLAND(ストーンアイランド)
https://www.stoneisland.com/jp/stone-island/%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%88_cod41804868su.html?tp=46672&gclid=CjwKCAjw0JfdBRACEiwAiDTALhFy4Ek-yVufgamm3e6BgvC-gasjmV1Yb5I6nUjANNeuefBISZ1CQBoC0WkQAvD_BwE
STONE ISLAND(ストーンアイランド)は、イタリアのアパレルブランド「C.P.カンパニー」が展開する高級ライン。
スポーツテイストに溢れた、特にマリンテイストを感じるアイテムが揃うブランドです。厳選された素材、シンプルなデザインなど、世界中のセレブリティに人気があります。
説明によると『独自の4層構造で仕上げたPanno-R 4L Stretch製ピーコート』、撥水加工を施した薄手のストレッチウール、防風性と通気性。
薄い中綿でですが保温性に優れていて、洗濯を重ねてもボリュームは損なわない。なかなかの価格ですが納得のつくりです。
こうした贅沢は普段着だからこそ味わいたい。色おちしたデニムにシャンボードでさっそうと。木枯らしでも大丈夫!
Sealup(シーラップ)
https://item.rakuten.co.jp/realclothing/34152007035/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_103_0_10001464
ここ数年Sealup(シーラップ)のアウターを雑誌やWebで見かける機会が増えました。
しかし実際は1935年ミラノで創業したアウターメーカー。老舗ブランドなのです。 レインウエアからスタートし、いまや高品質を誇るアウターブランドとしてヨーロッパでは有名です。デザインから生産まで完全メイド インイタリーに徹しています。
見るからに柔らかさが際立つメルトンウールはストレスのない極上の着心地。上質な素材使いだけが成せることです。
イタリアメイドらしいシャープな肩周りとシェイプが効いた美しいシルエットは現代風ですが、裏地のキルティング使いやダブルのフロントボタンなどは基本を忠実に守っています。
ダメージの効いたデニムでも上品に受け止めてくれるでしょう。ラフに自由に着こなすことで大人の余裕につながります。
ORCIVAL(オーチバル)
https://wear.jp/item/25724486/
マリンシャツ、ボーダー柄のTシャツが極めて有名なので、ピーコートとは意外でした。
1930年、フランスのリヨンで創業。「ORCIVAL オーチバル」はラッセル編みのマリンTシャツで事業をスタートさせました。
この生地は複雑な構造となっていて、現在この生地を織れるマシンはフランスでも数台しかないそうです。そうした昔ながらの作り方を大切にするブランドなのです。
頑固なもの作りを信条とするORCIVALならでは。ジーロンラムのウールメルトンを使用した、極上コートです。流行に左右されないミドル丈、ややゆったりとした作りなので、大人のカジュアルシーンに相応しい仕上がりです。
大きめの衿元やイカリマークのボタンはピーコートの基本に沿った嬉しい意匠です。マリンブランドならでは。
ボーダーのマリンT シャツ、カーキのミリタリーパンツという大人のマリンルックで冬も楽しみましょう。
ロング丈も気になります。
https://www.farfetch.com/jp/shopping/men/sealup-double-breasted-coat-item-13336672.aspx?storeid=9178&size=23&utm_source=google&utm_medium=cpc&pid=googleadwords_int&af_channel=Search&c=874363410&af_c_id=874363410&af_siteid=&af_keywords=aud-296930551369:pla-542071664563&af_adset_id=43543634625&af_ad_id=204946649746&is_retargeting=true&shopping=yes&gclid=Cj0KCQiAxs3gBRDGARIsAO4tqq3U2oyHuDIRgDYnagisecsCSb49iCvQOiiywPv-lASbIU4c0UEL_IQaAhrHEALw_wcB
今回紹介したのはヒップにかかる程度のミドル丈が中心でした、もっとも使いやすい、コーディネイトの幅が広がるタイプです。
しかし、ロング丈のピーコートを見かけるようになってきました。これが実にかっこイイ。チェスターフィールドほどドレス感はないのですが、ミドル丈のピーコートのようなカジュアル感はなし。
上で紹介したシーラップから提案されているモデルが発信元だと思われますが、今後は違うブランドからも提案されると思います。
ダッフルコートも気になるけど、ロングのピーコートもヤバい。悩ましい冬が始まるよ~。